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大阪市天王寺区 四天王寺前夕陽ヶ丘駅徒歩5分に位置する
バザルトストーン・オールハンドトリートメントを提供しています、プライベートサロンmatkaオーナーセラピストの林です。
前回のブログでは、40代の私と70代の私の母の肌改善について、1カ月半の経過をお伝えしました。
matkaは現在、40代、50代の方が多く通ってくださっています。皆さま環境は様々ですが、よくお聞きするのが「ここ5年ほどで肌や体質の変化を感じる」ということです。
また、5年10年という長いスパンだけでなく、一日一日の中でも体調や心の変化がある年代でもあり、リラクゼーションや心のケアも必要だとおっしゃいます。
今日のブログでは、40代50代のオトナ女性の肌をきれいにする方法をお伝えさせていただきます^^
肌がキレイになれば、心も軽やかになりますよね!皆さまのお気持ちが晴れやかになるヒントをお届けできればと思います。
40代50代の肌トラブルと原因をチェック!
先日、ドクターリセラ社の講習の中で「40代は初老」というお話がありました、汗。いくらお手入れをしていても、たるみの症状が現れてくるのが40代。
わたし自身も40代になり、今まで気にならなかった肌トラブルが目立つようになりました。
お客様の中でも、ほうれい線、たるみ、またシミはトップ3のお悩みとして上がってきます。
これは加齢による肌の変化や今まで少しずつ蓄積された紫外線や乾燥などのダメージが、40歳を過ぎた頃から一気に表面化してくるためです。
きれいな肌を目指すために、ここではまず、40代以降に多い肌トラブルとその原因を確認していきましょう。
シミ、くすみ
シミやくすみは40代に多い肌トラブルの一つです。その主な原因は紫外線です。
紫外線が肌老化に非常に関係していることはご存知な方も多いと思います。
子供の頃、夏休みに真っ黒になるほど日焼けしてしまっても、2学期の間にどんどん地肌の色に戻っていきますよね。これは、肌の新陳代謝(ターンオーバー)の働きによって、都度古い細胞が排出され、新しい細胞に生まれ変わっているからです。
シミの元となるメラニン色素がきちんと排出されるので、シミが肌表面に現れません。ただ、20歳を過ぎるとこのターンオーバーはの周期が徐々に乱れてきます。
20代前半までは28日間サイクル、それ以降は「年齢+10日サイクル」になってくると言われており、古い角質細胞の滞在期間が長くなってくるのです。
そうすると、肌がくすみ、またメラニン色素が排出されずに蓄積されやすくなりシミとなって表面に出てきてしまいます。
紫外線の他には、ホルモンバランスの乱れやニキビ跡、摩擦や傷などもシミやくすみの原因となります。
シワ、たるみ
シワやたるみの原因は、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンなどのたんぱく質の減少と、表情筋の衰えです。
加齢や紫外線によるダメージによってこれらの成分が減少すると、肌は弾力を失い、たるみやシワがあらわれるのです。
先ほどのシミやくすみは、肌表面の【表皮】部分のトラブルですが、シワやたるみは、下層部分の【真皮層】部分のトラブルになります。
また、表情筋が衰えて皮膚を支えきれなくなることや偏った食生活による肌の糖化も、たるみにつながってしまいます。
乾燥
乾燥肌・敏感肌でお悩みの方も多いと思いますが、40代を過ぎると季節や肌質関係なく乾燥が気になるようになります。
これは、女性ホルモンの分泌が急激に減ることが原因です。
女性ホルモンの「エストロゲン」には、肌のハリを保つコラーゲンなどの成分を維持する働きや肌の水分を保つ働きがあります。
そのため、加齢によりエストロゲンの分泌量が減少すると、肌のハリだけではなく、肌の水分量も低下してしまいます。
さらに、肌の汗腺や皮脂腺の働きは、加齢とともに弱まっていきます。
これにより、水分と油分がともに減少してしまうことも、肌が乾燥を感じやすくなってしまう理由の一つです。
乾燥は、ターンオーバーの乱れやシワ、シミ、くすみ、毛穴の開きなどあらゆる肌トラブルの原因になります。
これを防ぐには、適切な保湿ケアが必要です。
40代50代の肌をきれいに保つ方法【スキンケア編】
30代までトラブルなく過ごせていたのに、40代を過ぎるとこれまでのスキンケア商品やセルフケアの方法では、肌悩みが解決しないという方も多いのではないでしょうか。
これは、年齢とともに肌の悩みやトラブルは変化するからで、40代以降の肌をきれいに保つには『エイジングケア』が必要になってきます。
ここからは、40代50代の肌をきれいにする方法をスキンケアの面から解説していきます。
1.まずはクレンジングと洗顔の見直しをしましょう
美肌づくりには、正しいクレンジングと洗顔方法で、肌の汚れをきちんと取り除くことが大切です。
メイク汚れや不要な皮脂をきちんと取り除くと、その後の化粧水などの水分が肌に浸透しやすくなります。
①クレンジング
普段メイクをしていらっしゃる方は、アイメイクやリップメイクといった落ちにくいポイントメイクは専用のリムーバーで先に落としておくようにしましょう。
その後のクレンジングは、手の平全体で優しくすべらせるように丁寧になじませ、水かぬるま湯ですすぎます。
肌に負担をかけることなく、そして摩擦しないようにしてください。摩擦はシミの原因にもなります。
お風呂の中でクレンジングする方は、熱いお湯ですすぎをしないように気を付けてくださいね。必要な皮脂まで取れてしまい、乾燥の原因になります。
また、洗い残しがあると皮脂詰まりやニキビの原因になるため、しっかりとすすぐようにしましょう。
②洗顔
クレンジングが終わったら、洗顔料を適量手に取ってしっかりと泡立て、その泡で包み込むようにして顔を洗いましょう。
泡の弾力で洗えるように、角が立つくらいしっかりと泡立てることもポイントです。
すすぎのポイントはクレンジングと一緒です。生え際などに泡が残りやすいので、しっかりとすすぐようにしましょう。
2.十分な保湿をしましょう
乾燥トラブルを防ぐには、保湿がとても重要です。
保湿ケアを徹底的に行い、肌のうるおいを保つことで、肌トラブルが起きにくくなります。特に洗顔後の肌は乾燥しやすいため、保湿ケアはなるべく速やかに行うようにしましょう。
保湿ケアにあたっては、まず化粧水で肌にうるおいを与えます。
その後は、クリームやジェルなどの保湿剤でしっかりとうるおいを閉じ込めます。より高い保湿効果を得るには、セラミドなどの保湿成分配合の化粧水を使うのがおすすめです。
乾燥しやすい目や口周りは、重ね付けすると効果的ですよ。
3.スペシャルケアを取り入れる
オトナ女性の肌をきれいに保つには、毎日のスキンケアにプラスして、美容液やパックなどのスペシャルケアを取り入れるのも効果的です。
美容液は、自分の具体的な肌の悩みに合わせて集中的なケアができるものを選んでみましょう。
・シミが気になる方:ハイドロキノンやビタミンC誘導体配合のもの
・乾燥が気になる方:保湿成分であるセラミドやコラーゲン配合のもの
・シワやたるみ、ハリが気になる方:ビタミンA(レチノール)が配合のもの
また、スペシャルケアは、その時の肌の状態に合わせて取り入れることが大切です。
4.日焼け止めは必ず塗る
紫外線は、シミや乾燥、シワ、たるみなど、さまざまな肌トラブルの原因になります。
紫外線は季節問わず1年中降り注いでいるので、室内にいるとき含めて日焼け止めは毎日必ず塗るようにしましょう。
また、帽子や日傘、サングラスなどの日焼け防止アイテムを取り入れるのもおすすめです。
5.インナーケアを取り入れる
インナーケアとしてサプリメントや美容ドリンクを取り入れるのも、オトナ女性の肌をきれいにするために有効な方法の一つです。
不足しがちな美容成分を体の内側から取り入れることで、若々しい肌を目指しましょう。
サプリメントや美容ドリンクによって、配合されている成分は異なるので、自分の肌悩みに合ったものを取り入れると良いでしょう。
・シワやたるみをケアしたい場合:コラーゲンやヒアルロン酸配合のもの
・シミをケアしたい場合:ビタミンCやL-シスチン配合のもの
ここまで【スキンケア編】をお伝えしてきましたが、すぐに始められそうなものはありますか?
matkaでは、お肌が敏感で揺らぎやすい方も定期的に通ってくださっています。
数あるサロンの中から、どうしてmatkaに来て下さったのかをお聞きすると「サロン商材や取り扱い商品が安心で安全なものを取り入れていると思ったから」とおっしゃって下さいます。
取り扱い商品、商材、美容機器全て、わたしが納得して導入したものばかりなので、それが伝わっていると思うと嬉しいです。
もちろん皮膚炎症を起こしている場合、お断りさせていただく施術内容もありますが、安心して受けていただけるメニューもご用意しているので
もしご不安な方は一度お問い合わせください。(LINEやContactページよりお問い合わせいただけます)
サロンケアを取り入れることで、改善のスピードは速まりますし、また心のケアにも繋がります。
ただ、せっかくキレイになったお肌をキープしていただくためにも、サロンだけではなく、ご自宅でのケアを継続していただきたいと考えているので、
今使用している化粧品に違和感を感じていたり、お悩みが一向に回復しないという方はぜひご相談ください。
一式変えるのではなく、少しずつ自分に合ったものを探していけるようお手伝いできればと思います。
【スキンケア編】ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回は【生活習慣編】をお届けします♪