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大阪市 天王寺区 四天王寺前夕陽ヶ丘駅徒歩5分 大人女性のためのプライベートサロン matka オーナー兼セラピストの林です。
↑まだ暑い夏に、お客様と一緒に撮らせていただいた写真^^
雨が降って一気に季節が進みましたね。
朝晩はひんやりして、冬物のコートや暖房が必要になる季節になりそうです。
気温の変化に自律神経が乱れやすくなる時期ですが、皆さまご体調いかがでしょうか?
今日は【お肌のバリア機能】をテーマにお話しします。
お肌のバリア機能とは
バリア機能は「お肌の潤いを保ち、外からの刺激を防御する」役割がありますが
季節の変わり目や、環境の変化が起こる時期に低下しやすくなります。
(以前にも【バリア機能】について触れています。宜しければこちらからどうぞ)
季節の変わり目は、気温の変化に身体が慣れていない状態ですので体調も崩しやすいですし
環境の変化があると疲れやストレスも溜まりやすくなりますよね。
1か月前の10月は、会社員の方だと異動シーズンともいえます。
11月に入り、ようやく環境に慣れてきたと思っていた矢先、1ヶ月の疲れが表面に出てくるなんてことも聞きますよね。
特に真面目な方ほどそんな症状が出やすいのではないでしょうか?
ストレス耐性が強いと思っていても、意外と無理していたり・・・
わたしはそんなタイプでしたので「大丈夫、大丈夫」と思っていたら
急に体調を壊す、なんてことありました。
皆さんがそんな状態になりませんように・・・
お水が溢れてしまう前に、ちゃんと吐き出すようにしましょうね。
お肌の健康を守ると言われる【バリア機能】は簡単に低下してしまいます。
・間違った洗顔
・摩擦
・紫外線
・乾燥
・毎日の生活のリズム
・ストレス
など原因は多岐に渡ります。
皆さんは「化粧水が沁みる」など化粧品が合わないと感じた経験はありますか?
これ実は、何かの成分が合わないというよりも
【バリア機能の低下】が原因になっていることが多いのです。
※ひどい症状の場合は、必ず皮膚科など専門医に罹ってくださいね
自分ではなかなか気付きにくい、お肌状態を
ここで一度、セルフチェックしてみましょう!
↑一つでも当てはまっていたら、バリア機能の低下を疑ってください。
バリア機能の構成
お肌の健康を守るバリア機能は、
①細胞間脂質(主にセラミド)②天然保湿因子(NMF)③皮脂膜
の3つで構成されています。
この3つは、お肌の一番表面にある【角質層】にあります。
①細胞間脂質(セラミド)は、角質細胞を取り囲み水分を逃さないようにしています。
分かりやすくお伝えするために、一杯のコップの水を例にお話ししますね。
コップに水を入れて、そのまま蓋をせず一週間ほど放置すると・・・
水は蒸発し量は減りますよね。
もう一杯の水にはセラミドを浮かべます。
セラミドは油分なので、水とは混じり合わず表面に浮かびますが
そのまま放置していても、水の蒸発は少なく、量はある程度保たれたままです。
このようにセラミドは、お肌が潤いを保てるよう、水分を蒸発させない役割を果たしています。
②天然保湿因子(NMF)は、角質細胞の中にあり水分を抱え込む保湿成分です。
この天然保湿因子も①の細胞間脂質も、ターンオーバーの過程で作られます。
年齢を重ねると、ターンオーバーはゆっくりになるので、
保湿をしても乾燥するということが起きやすくなります。
③皮脂膜は、肌の表面を覆って角質層の水分の蒸発を防いでおり
主に皮脂や汗などから成り立っています。
また、最初にお伝えした通り、角質層は外的刺激から防御する役割も担っています。
バリア機能を守るには
お待たせしました。ここからはどのようにバリア機能を守っていくかのお伝えします。
勘のいい方はお気づきかもしれません。
先に述べたバリア機能が低下する原因を考えればOKなんです。
・間違った洗顔
・摩擦
・紫外線
・乾燥
→これらは、日常のセルフケアに関係しています。
角質層を壊さないように、毎日の『洗う』を正しいもので、正しく洗うこと。
そして、保湿剤の成分や塗るタイミングと方法を理解すること。
・毎日の生活のリズム
・ストレス
→出来る限り規則正しい生活をして、暴飲暴食を避けること。
ストレスを上手く対応して、日々楽しく過ごすこと。
これらが、バリア機能を守ることに繋がります。
これからの季節、バリア機能が弱っていなくても乾燥しやすい時期になりますので
是非、いつも以上に自分のお肌に寄り添ってあげてくださいね。
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