『ネガティブケイパビリティ』を培う ~脱サラした私が必要だと感じているもの~

本日もブログをお読みいただきありがとうございます。

matkaは大阪市天王寺区 四天王寺前夕陽ヶ丘駅徒歩5分にある隠れ家プライベートサロンです。
アラフォー世代~アラカン世代の働く女性の皆さまにお越しいただいております。

 

先週は大変なことが起きてしまいました、、。ここ最近は色んな試練が舞い込んでいる林です。

そんな時にたまたま耳にした「ネガティブケイパビリティ」
お聞きになったことありますか?

 

ネガティブケイパビリティ=すぐ解決できない事態に結論を急がず、答えのない状況に耐え迷う、「モヤモヤする力」

 

 

ここ数年はコスパよりタイパと言われる時代ですが
そんな時代に「答えや解決策を急がず、相手に歩調を合わせながら、ただゆっくり時間を過ごす​」ことが注目されているみたいです。

 

情報がすぐに入る時代なので、すぐにネット検索をして答えを求めたりしてしまいますよね。
わたしも、日々そう暮らしています・・・例えば料理。
料理は好きで、ほぼ毎日自炊をしているのですが、「何を作ろう?」かはレシピ検索で決めます。
自分の舌や直感、アイデアを信じずに、プロや経験者のレシピに頼る。
だからですが、冷蔵庫の残り物でサッと料理をすることができません!苦笑

 

ちょっと話がズレたかもしれませんが・・・
このネガティブケイパビリティ。組織に属しているとなかなか難しいですよね。

わたしも会社員時代は「どれだけ効率よく働くか」をとにかく考えていて
残業時間はずば抜けて少なかったです。笑

 

 

ただ、個人で働くようになってから
この『ネガティブケイパビリティ』がむっちゃ重要やん!!と感じるようになりました。

 

サービスを生み出す時に必要なスキルでもあるし
トライ&エラーで検証する時にも必要なスキルです。

慌てて答えを出そうと思わずに、より良い答えを出すためにも急がない勇気が必要と感じています。

 

 

そういえば、朝の連続ドラマの『らんまん』
ご覧になっている方は分かると思いますが
主人公の牧野万太郎さんも、一種一種の植物と、長い時間向き合っていらっしゃいますよね。
そんな万太郎の姿から奥さんの寿美子さんもヒントを得たのが、今日のエピソードでした。
(ご覧になっていない方はすみません・・・)

 

 

 

急がずに待つ勇気。
地道にコツコツ、長期目線で色々と考えていかないといけないな、と感じています。

 

 

matkaもオープンして今月で半年です。
より良いものをお届けするために、試行錯誤中ですし
時代の流れや今いるエリアについても研究しないといけません。

 

先日のブログで書いたお気に入りの洋菓子屋さん。
大阪の中でも指折りのお店なのに、現状に満足せず、休業→移転を決断されました。

どうして決断されたのか、SNSでこのように述べていらっしゃいました。

「このままではお越しいただくお客様、一緒にいるスタッフ達にこれ以上の物を提案できないのではないかと思い始めたから」

 

ただ、決断したものの、実際は休業前までモヤモヤされていたのかと思います。

 

というのも、ラスト1週間は開店前からの大行列。
買いたくても買えない常連の方もいらっしゃっただろうし、きっと様々な声があったのかと思います。

 

ですが、こんなことを最後におっしゃっています。

「本当にたくさんのお客様が、本当に暑い中お越しいただき、改めて感じたことがあります。

この場で出来ることはやり切りました。

ですが、菓子屋としてはまだまだやること、やりたいことがたくさんあると思い出すことが出来ました」

「しばらく忘れていた感情があふれ出る時間だった」と。

 

 

答えが出るまで長い間悩んでいらっしゃったと思いますが、それでも悩んで正解だったんでしょうね。
納得感を感じます。
そして、きっとこの先のパティシエ人生も豊かで、周りの方を笑顔にされるんだろうなとそう感じました。

 

わたしもそんな風に生きていきたいな、と
絶賛試練が舞い込み中ですが・・・そう思っています。

 

 

今日のブログはちょっと視点がいつもと異なりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

最後に告知だけ。
先日のブログでちょこっと宣伝した”ハーフアニバーサリー”、近日中にLINEよりご案内予定です!

これも、色々練って練って考えました!笑
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