この5年生きてきた私たちに必要なこと

いつもありがとうございます。
大阪市 天王寺区 四天王寺前夕陽ヶ丘駅徒歩5分に位置する
バザルトストーン・オールハンドトリートメントを提供しています、プライベートサロンmatkaオーナーセラピストの林です。​​​

12月に入り繁華街の人出がかなり目立つようになってきました。外国人観光客も過去最高の推移で来日されていると言われていますが、百貨店に行くと外国人だけではないな、と。買い物を楽しむ日本人の多いこと!
クリスマス・年末前の買い物に、平日の朝からたくさんの人が外出しているのだと感じます。

先日テレビ番組で、2020年1月に起きた『クルーズ船集団感染』について放送されていたのですが、コロナウィルスが発症してもうすぐ丸5年になるんだと、改めてこの5年間を振り返りました。
パンデミックが起きた最初の1,2年は、本当に長い1年だったと感じます。世の中が動かないと、時の流れも本当に遅くなるんですね。
人と接する機会も減って、会話も減り、人と食事することも少なくなった世の中でした。

先日「コロナを機に、こういう時間の過ごし方を忘れていたんですよね。ここに来るとなんというか心が弾むんです」とお話しくださったお客様がいました。「コロナを機に、こういったことを忘れてしまっている人がたくさんいると思う。精神的に張りつめている人がまだまだたくさんいると職場でも感じる。だからこそ、こういった場所が必要です」と。

自分を大切にする時間を作れているか、気付かぬうちに負担がのしかかっていないか、今一度見つめ直すといいのかもしれないな、とお客様から教えていただきました。
わたしの場合ですが、精神的に弱ったり無理が続くと体調を崩すという経験を何度もしています。ストレス耐性に強いと思って生きてきましたが、意外とそうでもないのかと認めざると得ない感じですが、今は一つの目安として、身近な人に当たっていないか、イライラしやすくなっていないかなど、自分に余裕があるかないかで自分を見つめ直すようにしています。

この数年間は「これからどうなっていくのだろう」という不安や、それに伴う「喧噪」がありました。
世の中が動いた瞬間だな、と思います。そして、ようやくその空気感に少し慣れてきた頃かと思います。

人との距離を空けることに慣れ、オンライン上での会話が増え、セルフサービスが日常に溢れ、皆さんはいかがですか?コロナを機に変わったこと、変えたことはありますか?

わたしは、会社員を辞めたのが2020年12月末、そこから今の働き方に変わったので、ちょうどこの時代の変化とともに自分の生き方も変わりました。
一人でいる時間も増え、モノの価値も変わり(これは年齢も関係しているのかもしれませんが・・・)、身近な人との関わり方も変わったと感じています。

会社員時代は、毎年海外旅行に行くことが目標であって、楽しみの一つでした。海外に行くことで日常から距離を置くことができ、新鮮な気持ちになれると感じていたからです。
2019年を最後に海外へは行っていませんが、今はこの「日常から解き放たれる」という場所を、わたし自身がサロンの中で体現し、必要な方へ届けていきたいと思っています。

だからこそ、お客様に「ここに来ると心が弾む」と言われた時は、心が震えるくらい嬉しい気持ちになりました。そして、こういった場所が必要な方がまだまだたくさんいらっしゃるとも感じました。

コロナを機に控えていたことや、我慢してきたこともあるでしょう。街へ出て楽しく過ごすのもいいし、少し贅沢なものを自宅で食べるのもいいし、少しオシャレして人と会うのもいいですよね。
新たな年、2025年に向けて前向きに進める何かをしてみませんか?