カウンセリングは何のためにするの? 

本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
大阪市天王寺区 お肌のお手入れに特化したサロンmatka オーナーセラピストの林です。

今朝インスタグラムへカウンセリング風景の動画を投稿したところ、予想以上に反応を多くいただきました。

音声は載せていませんし、ほんの数十秒のショート動画なので、雰囲気だけしか感じていただけませんが
どんな話をするのか、聞かれるのか、人それぞれイメージするものは違っていて
リラクゼーションサロンやエステサロンに馴染みのない方は特に、疑問や不安を感じることもあるのだろうと改めて感じました。
(もし良ければ、こちらからご覧ください)

 

わたしは、以前勤めていた会社で「カウンセラー」という役職で働いていたため
“カウンセラー”や“カウンセリング”といったフレーズは馴染みがあります。

“カウンセラー”“カウンセリング”という言葉を聞くと、
一般的には医療現場などで用いられる心理カウンセリングを思い浮かべる人が多いと思います。

わたしは医療機関で働いていたわけでも、学校や企業などへ出張訪問していたわけでもありません。

英会話​スクールの担当クライアント様(生徒様)が、英語上達し目標を達成できるよう
サポートする役割を担っていました。

 

↑ちょうど10年前・・・

 

サポートって具体的に何してたの?と思われると思いますが、
クライアント様の通学ペースに合わせて定期的にカウンセリングを行い
カウンセリングでは『目標に変化はないか』『上達実感はあるか』『通学ペースは理想的か』
『日々のレッスン内容に不安・不満はないか』『自己学習状況はどうしているか』などをヒアリングし
その内容を元に、今後の学習方法やレッスン内容などを一緒に決めていく、
そのようなことをしていました。

と言っても、クライアント様の状況は様々ですし、性格もバラバラです。
なので、カウンセリングの内容はその時々で変わり、質問の内容や仕方もクライアント様に合わせて行うことを求められていました。

入社当初は「相手に合わせて聞くのは難しい」「会話を続けること、引き出す方法が分からない」など
周りの先輩や上司のカウンセリングをオブザーブしたり、
ロールプレイをしてもらったりなどかなり鍛えられました。

数年経って、後輩や部下ができると、今度は自分が教える立場になりましたが
カウンセリングに慣れることは出来ても、得意だと胸を張って言えることはなく
今現在、サロンで行うカウンセリングでも毎回、「どうお話を聞こうかな」と考えながらしています。

↑2016年。この時はもうカウンセラーではなくマネージャーだった頃

 

カウンセリングの質を上げるには、経験数と専門知識を増やすこと、
そして何より、相手に信頼してもらえるように、まずは自分がどんな人間なのかを見せること(自己開示)、
相手に合わせること(ミラーリング)だと考えるようになりました。

細かく挙げれば他にもたくさんありますが、あくまでも私自身が実感し大切だと思っていることです。

 

わたしにとって、カウンセリングとは
不安や悩みを解決するための一つのツールであり、相手のことを知るための時間です。

限られた時間の中で、お客様の想いを汲み取り、それらを施術へ繋げていく!
それもこれもお客様に満足していただくため♪

きっと経験数を増やしても「これが完璧!」と思うことなんてないんだろうと思います。
それでも、施術と一緒。一つずつ丁寧に向き合って行っていきたいと思います。